【関連性のある筋肉はこれ!】たるみ対策は最大の予防

人格的にも言う「丸くなった、柔らかくなった」というのは大抵、歳を重ねてから言われるものですよね。それは、悲しい事に見た目も含めてそう言われるのです。いえ、含めてというより、弛んだ顔があってこそと言っても過言ではないでしょう。

ツンツンと高飛車だった人も歳を重ねれば顔も少なからず弛み、立派なほうれい線があったならキツい性格が相変わらずだとしても、弛みのせいで柔らかい印象を与えるからです。

弛みは歳とともに肌の弾力が失われ、特に顔はキュッと引き締まったアゴのラインや口角、目の周り、頬の膨らみの位置が激変してしまうのです。

加齢によるほうれい線は、その弛みと長い時間をかけて日々の習慣によってついたものです。ほうれい線は単なるシワではないですが、構造や素材を見れば単なるシワなのです。

しかし、単なるシワとの違いというのが改善できるという所。一番のケアや対策は弛み改善なのです。

特に女性なら、どこが一番垂れ下がるか?というとバストですね。90%が脂肪ですから。その残りの10%がコラーゲン質でできた乳腺です。

そして、その下の筋肉でハリを保っていますが、30になっても40になってもぷるんと硬いバストを持った人がいないように、頬も似たようなもので、



その弛んだ頬の肉が垂れ下がり、ダントツに動かす事が多い口元の肉に押され引き止められて、さらに肌表面の乾燥も手伝い、ほうれい線が出来上がります。

ここで頬の肉がしっかり持ち上がっていれば、ほうれい線という嫌なものにはならないのです。

弛んでしまった頬は、顔の深層筋、表情筋を鍛えて肌の奥から緊張感を持たせ、姿勢を正して顔を上に向けるよう心がけ、良い肌の生成に努めるしかありません。



ですが、普段使わない筋肉を動かすだけで良い筋トレになります。口の中で舌を回したり動かしたり、口を固く閉じて頬を膨らますなど色々な方法があるし、自己流でも構いません。

筋肉が活発になれば血液の流れも促進され、肌に栄養を運んで、表皮にツヤが出始めます。

そこで、肌生成に欠かせない健康的な生活を送ることで、減ってしまったコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を作り出し、弛みが改善されます。

健康的な生活を送るというのは簡単なものではないかもしれません。リラクゼーションを取り入れてストレスを溜め込まないなど工夫して身体を労われば、きっと肌は応えてハリを見せてくれます。

何も道具や特別に時間を必要としない

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ほうれい線に関連性のある筋肉について

ほうれい線の原因というと、やはり加齢による皮膚のシワが深くなってできるもので、肌の弾力がなくなってきたことが大きな理由となります。

また、ほうれい線から外側に向かって放射状に上唇筋、上唇挙筋、小頬骨筋、大頬骨筋、頬筋が走っており、これらの筋肉の緩みによって、ほうれい線ができてしまうということもあるのです。

これらの筋肉は頬が落ちないように、しっかり上に引っ張ってくれています。加齢によって筋肉が緩むと、大きなたるみがほうれい線というかたちで出てしまうのです。

ほうれい線には筋肉が直接かかわっています。それぞれいろいろな部分につながり、頬を引っ張ってくれているため、顔がたるまずにすっきりしていられるのです。

ではほうれい線に関連性のある筋肉について、その筋肉名と働き、役割についてご紹介しましょう。

【上唇筋】(じょうしんきん)
上唇の裏から上前歯の歯茎へ伸びてみる筋ですが、成長するとだんだん付着した部分が歯茎の上に移動します。

子どもが成長する場合は、上に移動しなければ、上唇の動きが悪くなってしまうため、切断手術などが必要になります。

加齢によってこの筋も緩みます。直接ほうれい線にはつながりませんが、この筋肉がたるむことで上唇挙筋などにもたるみが生じやすくなります。

【上唇挙筋】(じょうしんきょきん)
小鼻から耳に向かって走っている筋肉で、顔に走っているたくさんの筋肉の1つです。

小鼻と上唇を引っ張る働きがあります。これが緩むことで口角が下がり、全体がたるんだイメージになります。

逆に上唇挙筋を鍛えることで、ずっと若々しく変化することができるのです。当然ほうれい線も薄くなります。

【小頬骨筋】(きょうきょうこつきん)は小鼻と口角の間ぐらいから、目尻に向かっている筋肉ですが、上唇や頬を上に引き上げる働きがあります。

唇を斜め上に持ち上げるときに使われ筋肉なので、1度試してみると分かるはずです。

【大頬骨筋】(だいきょうこつきん)
口角を頬に向かって強く引き上げる働きがあります。口角あたりからこめかみに向かって走っている筋肉です。

【頬筋】(きょうきん)
口角を外側に引っ張るときに使われる筋肉で、笑い顔の多い人は鍛えられます。逆に無表情の人はたるみやすい部分とも言えるでしょう。

【口輪筋】(こうりんきん)
表情筋の70%につながっている筋肉です。そのためここを鍛えることでさまざまな筋肉を同時に鍛えることができるとも言われています。

【笑筋】(しょうきん)
口角周辺の皮膚や口輪筋、頬の筋肉などに連携しています。文字通りえくぼをつくる筋肉です。

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舌回しで奥からほうれい線ケア

ほうれい線は笑いジワと言う人もいれば、単に加齢による現象と言う人、表情ジワ、はたまた言いたい事を我慢していてできたシワと言う人もいます。

どうあれ、それだけ長い時間をかけて奥から刻まれた厄介なシワを作り上げてより一層老けて見せるお顔全体の問題ということでしょうか。



ほうれい線が目立つということは、皮膚のずっと奥の筋肉、血流という奥底から問題が生じているのです。

しかし、ほうれい線のできる場所は舌で押し上げることによって



です。奥から刻まれたシワに対し肌表面からという片一方だけからしかケアできないものではありません。

皮膚の内部のコラーゲンやエラスチンなどに直接作用するほどではないにしろ、谷折りのほうれい線を舌で押し上げて寄れを一時的でも山折りにすることでずいぶんとシワの進行を抑えることができるし、筋肉への刺激にもなります。

道具を必要としない美容法なので、気がついた時にいつでもできるのです。

この舌回しは、ほうれい線の奥から押し上げて寄れを伸ばすだけでなく、意識して舌を回すというのはとても筋肉を使いますし、舌でグリグリと刺激を受けた頬の内側のインナーマッスルにも作用します。

顔の筋肉の衰えはハリや弾力を失うだけでなく、顔色の印象を左右する血流やリンパの流れをも停滞させるのです。

弛んだ顔が艶を失ったところに追い打ちをかけるように、ほうれい線があるのでは誰だって嫌なものです。

そこで、筋肉を鍛えるだけてガラリと変わることが出来るのです。使わない手はないですね。

使う筋肉は舌そのものの筋肉はもとより、アゴや頬も同じです。その中で、まず頬ですが頬筋という口角を上げる筋肉。これは皮筋であり肌表面の印象を左右します

これが弛むと頬全体が重く下がり、ほうれい線への直接的な影響を与えますが舌回しにより刺激されると口角と頬が引き上がり、ほうれい線にのしかかる負担も軽減されます。

そして口輪筋。これも皮筋であり口の周りを囲むようにできています。

舌回しの際に力強く口を閉じる時に働きますが、この筋肉は他の筋肉とも繋がっているので、キュッと口を閉じるだけでなく頬、アゴ、目の周りの筋肉にも動きを伝達してくれます

このように、



ので、ほうれい線ケアや顔色のトーンアップ、ハリや弾力を取り戻してくれる効果が期待できるのです。ほうれい線ケアの領域を越えたアンチエイジングとも言えますね。

この舌回しは筋トレと言ってもいいほどですから、無理のないよう最初から飛ばし過ぎず、段々と回数を増やしていきましょう。

弛み肌のほうれい線でブルドッグ顔

ブルドッグのように頬の肉が垂れ下がった人、いますね。若い人には少ないですが、若くなきゃブルドッグでも良いという訳でもなかろうに、ああなる前に何とかしなかったんでしょうか。

お顔にも肉の付く太り方をして、さらにほうれい線ができる肌質だったのでしょう。若い頃はパンパンにふくよかだった頬も弛んで垂れ下がり、ほうれい線部分で塞き止められてブルドッグへと変わったのです。

ここまではよくあるケースですが、繰り返す過度なダイエットや長期に渡る不摂生で肌の内側からボロボロになり、げっそりと頬がこけているのにもかかわらず、ほうれい線の上にブルドッグや猟犬を彷彿とさせる肉が乗っかる事もあります。

(よく、巨漢の人がダイエットに成功して余った皮を整形手術で切除していますね。残念ながら、ブルドッグ状態に垂れている皮膚は、あの状態です)

これらも若い人にはあまり見られない弛み方ですが、



あまりにも嫌なネーミングですが、ブルドッグや猟犬の特徴である、だらりと垂れた頬だけでなく、目元の肉も垂れるからです。

もう、肉だけの話ではなく皮膚も重くて支え切れていないのです。

これはもう、身体の中からハリのある肌を作り上げるターンオーバーが長らく乱れていたせいでしょう。

28日間で表皮の一番下の基底層の細胞が角質層の一番上に行き、垢となって剥がれるまでに相当日数が経っている状態で、それどころか基底層の下の真皮、皮下組織さえも健康ではないのかもしれません

基底層がうまく細胞分裂に力を出せなくなっていくうちに、真皮のコラーゲンやエラスチンがスカスカになり、



を作ったと考えられます。ほうれい線ができ始めると同時に、一気に目の下から皮膚全体が降り、ほうれい線なのかブルドッグなのか分からない垂れ下がり方を見せ、これだけ大規模な弛みはほうれい線ケアだけでは追い付かず下がり続けてしまったのでしょう。

一度ブルドッグになると、弛み改善だけでは元に戻すのは難しく、リフトアップやレーザーが必要です。

リフトアップはもちろんメスを使うタイプか金の糸を埋め込んで引き上げる方法です。

レーザーは皮膚の再生ではなくコラーゲン生成のレーザーを定期的に当てるというものです。

弛み方が軽度の場合、コラーゲン生成を助け、さらに美肌を作る生活習慣を徹底すると、ほうれい線も薄くなるのでブルドッグ防止に務めます。

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ほうれい線は痩せると消えるのか?

ほうれい線は頬、口周辺の皮下脂肪とも深く関係しているため、太ると目立つようになり、痩せると目立たなくなると言われています。

しかし実は痩せても逆に目立つようになる場合もあるのです。

まず痩せてほうれい線が消えてきたという人は、頬のたるみがなくなったためにほうれい線が目立たなくなったのです。

太ると口や頬周辺に皮下脂肪が付きやすくなり、それによって重くなったほうれい線の部分の皮膚を、皮膚の弾力や表情筋によって支えられなくなります。

加齢によって皮膚細胞内の弾力の基本となるコラーゲンが低下することで肌の弾力が低下し、また同じように表情筋も加齢によって緩くなってしまうことで、ほうれい線部分の皮膚を支えきれなくなるのです。

つまり頬が重くなればなるほど、皮膚は支えることができずほうれい線部分の陥没が大きくなり目立ってしまいます

このようなメカニズムがあるため、痩せて頬の皮下脂肪が落ちると、ほうれい線が目立たなくなることは考えられます。

しかし体重が減っても、実はなかなか頬の皮下脂肪はすぐに減りません

急激に減ったとしたら、それは極端なダイエットをしたり、大病などをしたことによって頬の皮下脂肪が急激に落ちたと考えられます。

その場合は栄養不足で肌のハリがより落ちてしまったり、表情筋が急激にゆるんだりすることにより、口や頬周辺がせっかく軽くなっても皮膚を支えきれずに、ほうれい線が目立ってしまうということもあるのです。

ほうれい線対策に筋トレを

ほうれい線対策の筋トレの場合、やはりむくみを取ることと、口の回りの筋肉を鍛えることが最大に求めることとなります。その結果顔がすっきりしてほうれい線も薄くなると言われています。

まず舌回しエクササイズをご紹介しましょう。舌によって内側から筋肉を刺激することで、筋肉をほぐして血行が良くなります。これによって、むくみなども解消することができまましょう。

口を軽く閉じて舌を口の中から顔の筋肉を内側から押し回していきます。歯に沿うようにゆっくり回して行き、左右交互に合計20回程度行いましょう。そして20回を1日3セット程度行うと効果が出やすくなります

次には顔の筋肉のエクササイズです。空のペットボトルをくわえて持ち上げます。当然空なので簡単に持ち上がります。持ち上げたら10秒そのままにして戻します。

これができるようになったら、今度はペとボトルに3分の1程度水を入れてやってみましょう。歯に負担をかけずに、口全体の筋肉を使うようにしましょう。3回を1セット、1日数回やることで口の回りの筋トレができます。

また顔の筋肉エクササイズのためのマウスも、いろいろ出まわっています。マウスを口に入れて動かすなど、顔の筋トレがしやすいグッズを使うのもおすすめです。

価格も高いものでなく、手軽に購入することができるものもたくさんあります。

グッズがあると続けられるという人もいるので、そういう人は是非おすすめです。



3日坊主にならないことが大切ですね。

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